サイズアウト後に下取りOK、エシカルな子供服

リリースベース(松村)
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プレスリリースより

成長が早い子どもは、せっかく買った子ども服がすぐに着られなくなる。その無駄をなくそうと、子ども服ブランド「KasuReKIDS」(カスリキッズ)は、サイズが合わなくなった自社製品の下取りを行っている。

KasuReKidsの名前は、福岡の伝統織物「久留米絣」(くるめがすり)の製造工程で出される端布を使っていることから付けられた。またKasuReのReには、リサイクルやリユースなどの意味が込められている。販売した服が着られなくなると下取りをしてくれるほか、安価なレンタルもある。女の子向けのワンピースが主だが、ユニセックスのパンツもある。

このブランドを運営するオーネミューエは、ドイツ語で「無理なく続ける」という意味。衣類産業の年間廃棄量は50万トン以上だという。原材料調達から廃棄までの環境負荷が非常に高い産業であり「海洋汚染・地球温暖化に加担しています」と同社は話す。代表取締役の長谷川まゆみ氏は、気候変動や貧困の原因にもなっている私たちの消費行動を変革しなければならないが、その選択肢が少ないと感じ、「いいものをみんなで着続ける」ために、このエシカルなブランドを立ち上げた。

KasuReKidsは、「第13回ウーマンズビジネスグランプリ2024in品川」のファイナリストに選出された。

プレスリリース

文 = 金井哲夫

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