キャリア・教育

2022.10.10 20:00

キャリアの成長が止まったときにすべき5つのこと

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筆者は、テック分野の責任者を務めるレベッカから次のような質問を受けた。

「私は過去8年間同じ役職に就いています。どのようにすればこの壁を超えて前に進み、(社内外の両方で)次の階級の候補者として考慮してもらえるかを知りたいです。連絡を受ける人材あっせん業者は私がこれまでにこなした役割の候補者を探している場合が多いため、リンクトインや履歴書の内容には自分が今後求める方向性が反映されていないのだと思います」

ここでは、キャリアの成長が止まったときにすべき5つのことを紹介する。

1. 履歴書とリンクトインは(ステップ4まで)心配しない


一般的に、外部の人材あっせん業者に見つけてもらうよりも現在の雇用主の下に残る方が近いうちに成長できる可能性が高い。自分の潜在性を示し将来の雇用主候補を説得できる情報を記した履歴書やリンクトインプロフィールを用意しても、こうした文書は上級職を決める長い審査プロセスの始まりでしかない。

最初のステップとして、現在の雇用状況を整理しよう。現在の会社には好ましい実績や支援者ネットワークがあり、昇進が決まるプロセス(またそのプロセスをどう進むべきか)をより深く理解しているようにすること。

2. 成長を頭に入れ、人事評価を自分でも行う


自分には良い実績があり、それが評価されていると思い込まないこと。会社がたとえ人事評価を行っていたとしても、あなたに必要な「武器」を全て提供してくれることはおそらくない。定期的な評価プロセスは、会社があなたから得られるものに焦点が当てられている。昇進の道を明らかにするには自己評価が必要だ。

上司や、あなたが求める役割の採用について決定を下す立場にある他の上級管理職と会議を予定しよう。その役割に採用される可能性について、フィードバックを求めること。あなたは採用候補になり得るだろうか? そうであればどのような時間枠で、どのようにすれば昇進を自分のものにできるだろう? それがかなわない場合、何が足りないのか?

3. 求める役割を得る上で、最も問題となる隙間を埋める


より大きな役割を得るには、現在の役割でうまく仕事をこなしているだけでは不十分だ。場合によっては、人材管理や予算管理など、あなたの現在の職責にはない特定のスキルが必要となる。

上司に役割の拡大を依頼したり、新たなスキルが必要なボランティアをしたりと、今の仕事を続けながら新たなスキルを習得できる方法を探すこと。

顧客との直接のコミュニケーションや新商品・支店の導入、海外での勤務など特定の経験が必要な場合もある。私が以前指導した顧客は最高マーケティング責任者(CMO)を目指していたが、彼女はその役割には母国外の勤務経験が必須だということに気づいた。彼女の当時の雇用主は国内のみだったので、この隙間を埋めるには転職が必要になることを彼女は理解した。
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翻訳・編集=出田静

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