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2018.11.15 12:00

仮想通貨業界の新ビリオネア「コインベース」CEOは35歳

「コインベース」の共同創業者で、CEOのブライアン・アームストロング(Photo by Steve Jennings/Getty Images for TechCrunch)

仮想通貨分野ではここ数カ月にわたる相場のメルトダウンにより、6000億ドル(約68兆円)以上の富が消し飛んだとされている。その一方で、米国最大の仮想通貨取引所を運営する人物の資産額が10億ドルを超え、ビリオネアの仲間入りを果たしていたことが判明した。

その人物とは、仮想通貨取引所「コインベース」の共同創業者で、CEOのブライアン・アームストロングだ。コインベースは10月末に実施した資金調達ラウンドで、新たに3億ドルを調達したが、その際の企業価値は80億ドルとされた。

フォーブスはアームストロングの現在の資産額を13億ドル(約1480億円)と推定する。今年1月時点での、彼の資産額は9〜10億ドルのレンジと算定されていた。現在35歳のアームストロングは2012年にコインベースを共同創業した、この分野のパイオニア的人物だ。

サンフランシスコ本拠のコインベースは、米国最大の仮想通貨取引所としてのポジションを固め、驚くべき売上を生み出してきた。ユーザー数2000万人以上を誇る同社の利益率はきわめて高く、今年の売上は13億ドルを突破する見通しだ。

膨大な売上は名門ベンチャーキャピタルらも魅了した。直近の資金調達をリードしたのはTiger Globalで、Wellington Managementやアンドリーセンホロヴィッツらも出資に参加した。昨年8月に実施した調達ラウンドで、コインベースの企業価値は16億ドルとされていた。

仮想通貨ブームに湧いた昨年、その渦の真っ只中にいたのがコインベースだった。2017年の年末にコインベースのアプリは、短期間ではあるがiOSのダウンロードランキングの首位に立った。同社の株式がセカンダリーマーケットで売買される場合、企業価値は45億ドルとされたほどだ。

コインベースの売上の大半は取引手数料であるため、仮想通貨の価格が急落しても被害を受けない。ただし、同社も究極的には今後の仮想通貨市場のパフォーマンスと無縁ではないだろう。

今回調達した3億ドルでコインベースは市場をグローバルに拡大し、法定通貨と仮想通貨の間の溝を埋めていこうとしている。また、取り扱う仮想通貨の種類も増やしていく。同社はまた、より多くの金融企業らを仮想通貨市場に引き込もうとしている。

編集=上田裕資

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