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2016.09.08

多文化・多様化に対応できる真のグローバルリーダーを育てる/マギル大学大学院 マギルMBAジャパン

イザベル・バシュ=ベネヌ マギル大学デゾーテル経営学部 学部長・教授

日本にいながら英語漬けの環境に身を置き、世界各国から集結した学生とコミュニケーションスキルを形成していく。世界のビジネススクールで国際的な評価を受け続けるマギルMBAジャパンの現状と未来への展望を学部長が解説する。

マギル大学はカナダ最古の大学として、また2015〜16年QS世界大学ランキングにおけるトップ25大学のひとつとして、揺るぎない地位と名声を築き上げてきました。本学が輩出した12人のノーベル賞受賞者と139人のローズ奨学生のラインナップを見れば、本学卒業生がいかに強固なネットワークを世界で構築しているかがご理解いただけると思います。

マギル大学MBAプログラムが設立されたのは1963年。以来、アカデミックな教養と実践的な体験型アプローチを融合させた革新的なオリエンテーションで世界にその名を知らしめてきました。

我々のプログラムの主眼は、複雑に相互関連しあう現代社会において、効果的に責任をもってマネジメントを遂行する人材を育成することにあります。専門分野を横断的に管理し、企業の機能を広い視野で俯瞰し、そこに国際的な価値を付け加える。こうした複合的なアプローチこそMBAプログラムの将来向かうべき方向性なのです。

マギル大学デゾーテル経営学部が運営するマギルMBAジャパンは、本学のMBAカリキュラムを東京で体得する機関として1998年より運営されてきました。教授陣はいずれもワールドクラスの研究者で、モントリオールの本校から派遣され、通常は、月4日間、2回の週末の時間を使って講義を行います。講義コースはモントリオール本校と同じ内容であり、妥協のない世界基準の卓越したプログラムとなっています。

その核となる特徴に、学生と教授がそれぞれ多種多様なバックグラウンドをもっていることが挙げられます。受講中の学生は他国から来た同級生から多くを学びます。また、プログラムの構造も、学生同士のコラボレーションを奨励する内容になっています。こうした年齢・人種・国境・性別を超えた交流を通じて、学生たちは所属する企業や団体が経営的に安定しながらも社会貢献を果たすためのリーダーとして成長していくことを学んでいくのです。

現代のビジネス社会におけるグローバリゼーションと流動化する対象者属性に対応するため、マギルMBAジャパンは、ビジネス環境に合わせた変革を積み重ねることを目標としています。本学のMBAにおける複合的なアプローチは、今日の学生や企業の需要に合わせ、応えることに注力したものです。

カナダ本校での授業、会社訪問やゲストスピーカーのオープンレクチャーなどを体験することで、学生はビジネスの第一線が求めている事項をいち早く理解します。我々の教授陣は学生が必要とする情報とビジネストレンドを総合的に判断し、必要に応じて講義内容に取り入れ、企業活動の現実に即した教育の場を提供するよう常に考えているのです。

ビジネス事情の変化や社会動静に伴い、MBAジャパンの運営環境にも変革が必要となることは自明です。日本の企業における女性の経営幹部の人数が増えているという現実を踏まえ、本学でも女子学生が男性中心の企業社会で生き抜くために必要なトレーニングや資料を充実させる準備をしています。当プログラムの真の目的は、自らのキャリアを中断することなく、自分の将来に投資し続けたいという高い意識をもった社会人の方々のために組まれたプログラムだからです。

世界のどこにいても、専門分野を横断的に管理し、多文化・多様化に敏感に対応しリーダーシップを発揮する人材を育成する。それこそが我々の究極の目標です。

イザベル・バシュ=ベネヌ◎エセック経済商科大学院大学、モントリオール大学、ジョージ・ワシントン大学で教鞭を執ったあと、ジョージ・ワシントン・ユニバーシティ・オブ・ビジネスの大学院プログラムで副学部長を務める。2015年9月に女性として初めて現職に就任。

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マギル大学大学院 マギルMBAジャパン
http://mcgillmbajapan.com/

文=駒野谷理子 編集=高城昭夫

この記事は 「Forbes JAPAN No.27 2016年10月号(2016/08/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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